赦しのやり方
例えば、誰かの言動がきっかけで怒りや悲しみを感じて赦す場合
- 目の前の出来事や人が原因で怒りや悲しみが生じたわけではなく、
元々私の心の中にあったのだと気付く - 怒りや悲しみ(罪悪感)が私の心の中にあるのは、
私が自ら神の愛を拒否して自我を選んだからと気付く - もう自我を選び続けたくないと気付く
- 聖霊に、自我とは別の選択が出来るよう助けて下さいと、お願いする
赦しが上手くいっているかどうかの、基準となるものは?
他にもあるとは思いますが、
一通り上げてみます。
- 赦しが上手くいっているかどうかが、気にならなくなる
- 赦しをやっているかどうかに意識が向く
- 赦したくないという抵抗に気付いている
- 前よりも気にならなくなった
- 前よりも腹が立たなくなった
- 前よりも怖くなくなった
- 前よりも心が穏やかになった
- 周りで問題が起きなくなった
2年間、ある友人を赦し続けた体験談
![](/acim/images/2020/03/ki000001_2.jpg)
実際に、私がある知人との関係で、
2年間赦し続けた体験を一つお話ししましょう。
このお話は、私が奇跡のコースを読破して、
少し経ってからの話です。
当時、奇跡のコースを学習している知人と、
イベントを開いたり、SNSで毎日交流をしていたのですが、
交流しているうちに、
知人に対して、だんだんイライラするようになり、
ちょっとした言動で腹が立つようになってしまいました。
この頃は、すでに赦しのポイントは把握していたので、
思わず、知人に怒りをぶつけてしまいそうになりながらも、
とにかく、腹が立つたびに、聖霊と一緒に、ひたすら赦しを繰り返しました。
大体、2年くらい、ずっと繰り返していたと思います。
その間、特に目立った変化はあまりなくて、
本当にこのまま続けていいのか不安になった時期もありました。
しかし、今ふり返ってみると、
この時、赦しをやったお陰で、
知人に対して、一度も怒りをぶつけずに済みました。
これは本当に大きかったですね。
赦しを実践して本当に良かったなと思いました。
もし、赦しをしていなかったとしたら、
間違いなく、どこかのタイミングで、
知人に対して怒りをぶつけて、関係がこじれて、
お互いが傷付く体験になっていた事は間違いありません。
![](/acim/images/2020/03/ki000001_3.jpg)
そして、
2年くらい経った頃から、
徐々に、知人の言動が気にならなくなってきました。
知人と穏やかに話せる機会が増えていって、
お互いを尊重する雰囲気が出来てきましたね。
そして、知人も私との関係で、
一生懸命赦しをやってくれていたんだろうな~と、
気付いて感謝出来るようになりましたね。
現在でも、その知人とは、親しく交流させてもらっています。
この体験から伝えたい事は、
何年もかかる難しい赦しがあるので、
あきらめず、長い目で見て、コツコツ続けましょうという事です。
是非、ここで書いた赦しのやり方のポイントを押さえて、
実践してみて下さいね!
そして、赦しによる、たくさんの素晴らしい体験を、
どんどんしてもらえたらうれしく思います。